新旧API移行ガイド

はじめに

従来APIについては、2025年末〜2026年頭までに閉塞させる予定がございます。
従来APIから次世代APIへの移行のため、本ガイドをご活用ください。

・対象者: 従来APIを利用しているベンダー様、ショップ様
・判別方法: 管理画面)ショップ構築 / 設定の「注文」「商品」「会員」の各機能が利用できるかどうか。

従来APIと次世代APIの規格による違い

リクエストボディ (JSON) 従来API 次世代API
API規格 REST GraphQL
APIの形式 ・操作ごとに異なるURLが用意されており、リクエスト形式が固定化されている

・例えば、注文データの取得、商品データの更新などの機能がそれぞれのエンドポイントで分かれている
・単一エンドポイントを通じて、必要なデータだけをリクエストすることができる

・データの構造をクエリ内で指定できるため、過剰なデータ取得や不足を防ぐことができる
柔軟性と効率性 ・データ量が多い場合や、関連するリソースを取得する場合には、リクエスト回数が増える傾向 ・ネストされたデータ構造(例: 注文とその関連商品情報)も一度に取得できるため、パフォーマンス向上を期待できる
エラーとデバッグ ・エラーコードが返却され、対応するエラー内容はドキュメントで確認する必要がある ・エラー情報がレスポンス内に詳細に含まれるため、デバッグが効率的に行える
認証方式 ・固定的なキーを使用した認証 ・トークンベースの認証(OAuth2.0)が採用されており、よりセキュアでスケーラブルな運用が可能

従来APIから次世代APIへの変更点

  • API認証方法
  • ・エンドポイント
  • ・リクエスト/レスポンスのフォーマット
  • ・廃止されたAPI
    1. ー 会員認証API
    2. ー 商品一括登録(価格コムプラン用)
  • ・次世代APIに追加されたAPI
    1. ー 新APIで追加された便利な機能
  • ・field名
    1. 従来APIと次世代APIのfield比較表

従来APIと次世代API比較表

従来API 次世代API
会員情報取得API 会員情報取得API
会員情報登録API 会員情報登録API
会員情報更新API 会員情報更新API
会員情報削除API 会員情報削除API
商品情報取得API 商品情報取得
商品一括登録 商品情報登録API
カテゴリー一括登録 カテゴリ登録
オプション一括登録 商品情報登録
会員グループ別価格一括登録 商品情報登録
注文データ取得API 注文情報取得API
配送状態変更API 配送ステータス変更API
注文更新通知機能 注文更新通知webhook
外部注文データ登録API 注文情報登録API
新規受注登録API 注文情報登録API
シングルサインオンAPI memberSSO(会員シングルサインオン)

移行手順

移行手順A

makeshopで運営中のショップ様が自社で開発し、自社でAPIを利用されるケース

STEP1利用登録
STEP2API自社利用申請
・利用登録手続き完了メール内の申請フォームよりご申請ください。
STEP3API接続資料を基に疎通確認
・API自社利用申請の手続き完了メールに添付されているAPI接続資料をご確認ください。
STEP4コードの変更
・API接続資料を基に、エンドポイントの変更
・API接続資料を基に、リクエストヘッダの変更
・field対応表を基に、field変更
・エラー処理の変更
STEP5動作確認
・テストケースの作成
・デバッグ方法の確認
STEP6本番環境への移行

移行手順B

makeshopで運営中のショップ様が自社で開発し、自社でAPIを利用されるケース

STEP1利用登録
STEP2アプリ開発申請
・利用登録手続き完了メール内の申請フォームよりご申請ください。
STEP3API接続資料(テスト環境)を基に、疎通確認
・アプリ開発申請の手続き完了メールに添付されているAPI接続資料(テスト環境)をご確認ください。
・必要に応じて、各種webhookの疎通確認
STEP4コードの変更
・API接続資料(テスト環境)を基に、エンドポイントの変更
・API接続資料(テスト環境)を基に、リクエストヘッダの変更
・field対応表を基に、field変更
・エラー処理の変更
STEP5動作確認
・テストケースの作成
・デバッグ方法の確認
STEP6アプリ公開申請
・アプリ開発申請の手続き完了メール内の申請フォームよりご申請ください。
STEP7API接続資料(本番環境)を基に、疎通確認
・アプリ公開申請の手続き完了メールに添付されているAPI接続資料(本番環境)をご確認ください。
・各種webhookの疎通確認
STEP8コードの変更
・API接続資料(本番環境)を基に、エンドポイントの変更
・API接続資料(本番環境)を基に、リクエストヘッダの変更
・field対応表を基に、field変更
・エラー処理の変更
STEP9動作確認
・テストケースの作成
・デバッグ方法の確認
STEP10本番環境への移行

注意事項

サポート情報